不登校・引きこもりのからどのようにして改善されたのか1
※この記事は、発行させて頂いているメールマガジンでを書いた記事なのですが、ブログ用に書き直してしてUPさせて頂きます(^^)
このブログ読んで下さっている方は、勿論ご存じだと思いますが、私は以前不登校・引きこもりの状態でした。
なぜ不登校や引きこもりの状態になってしまったのか?
と申しますと、それは不登校や引きこもりの状態にならなければならないような不安定な心の状態になってしまったからです。
心理学では、自分自身の存在の事をbeing 行動の事をdoing 結果の事をhavingというのですが(言葉のままですね(笑))、苦しくなってしまい、引きこもりにならなければならないような心の状態になるまでの私の自分に対する自分の存在基準というのは、今思えばdoingやhavingによって決まっていたからこそ、苦しくなってしまったのだと思います。
当時の私の価値基準では、
“自分が行った「行動」や「結果」など目に見える形が現れているかどうか?”という事によって自分の価値が決まっていたのです。
スポーツや勉強が人よりも出来るだとか友達から一目置かれているだとか、そのような人からの目に見える評価によって自分の存在価値を計ってしまい、
「出来るか・出来ないか」
という事に自分の価値の重点を置いて、
「ありのままの自分の存在(being)」
をないがしろにしてしまっていたからこそ、自分自身の価値を見失い苦しくなっていってしまったのだと現在の私には解るのですが、まだ中学生だった当時の私には、そのような事もまったく解らず、どうして自分は苦しい苦しくて仕方がなかったのかが全く解りませんでした。(もっと詳しく言うなら、自分が苦しいのかどうか?という事すらも、初めは苦しい事が当たり前になっていて気がついてすらいませんでした。)
そのようなどうしようもなく苦しい状態から改善されていくまでには、本当にいろいろな事があったのですが、癒されてて行くまでに多くの方から愛を注いで頂き、自分でも心の世界の勉強をしていった事で少しづつ
「ありのままの自分(being)」
を認め受け容れ、そのままを認めていく事ができるようになっていき、その結果として徐々に苦しい状況からも改善されていく事が出来ました。
そのようにして癒されていく段階で多くの事があり、私が多くの方に助けて頂いたように、私自身もカウンセラーを志すようになっていったのですが、それからのお話は、次の後編でお伝えさせて頂きますね(^^)
最後にこのブログを今読んで下さっているあなたにご質問です。
「あなたは今の生活を“どのように”感じていらっしゃいますか?」
多くの方々は、以前私が気がついていなかったように、「苦しい事」が当たり前になりすぎて、心が本気で悲鳴を上げるまで気がついていらっしゃらない事が多くあるように思います。
多くの人はご自分のbeingを蔑ろにしてしまっている場合がほとんどです。
ですから私がお薦めしたい事は、日常生活を送っていく上でご自分がいつの間にか蔑ろにしてしまっているかもしれない(感じない事が当たり前になっている)ご自分のその「気持ち」や「感情」に耳を傾け、
その「気持ち・感情をありのまま感じてみる」という事です。
実際にされてみると感じて頂けると思いますが、もしかしたらその簡単な作業は、新たな価値観や人生観の出会いになるかもしれませんね♪
それでは、後編に続きます。