24年間を振り返って・・・。
実は本日、10月10日(旧・体育の日)で私は24歳になりました!
人生の先輩方からみれば、私はまだまだ24年しか生きていない若造なのですが(笑)、この短い人生の中でもなかなか同世代の方々や普通に歩んで来られた方々が、体験した事のないような多くの事を
させて頂いてきたように思います。
私は、心に葛藤を抱えた十代半ばの頃から、不登校・引きこもりの状態となり、自己嫌悪と人の視線などに対する恐怖心から昼夜逆転のした苦しい日々を送り、そのような中にあって、やり場のない気持
どうじようもない気持ちが抑えられなくなると、時には周りにある物を壊したり自分で自分の体を傷つけたりしていました。
決して、そのようにしたくてしていた訳ではありません・・・。
そうする事でしか、当時の私の精神状態では自分を保つ事が出来ませんでした。
又、そのような自分でもどうしようも無い苦しい気持ちや葛藤から、生きていく自信を失い、自らの手で命を絶とうとした事も何度かありました。
また非行へと走り、暴走族の仲間と真夜中の道路をバイクで暴走したり、 敵対しているグループや相手と時として喧嘩をしたり、ドラックなどをキメたりしていた事もありましたし、
自分と似たような仲間とバンドを組み、ライブハウスやイベントに出演して、多くの人々の前で歌を歌ったり、心が元気になってからは、ギャル男(ギャルの男バージョンです(笑))となり、毎週のようにクラブ(昔でいうディスコです)へと通い、トランスやパラパラ(ユーロビート)を友達と踊りにいったりしていた時期もあります。
また、そのような時を過ごしている時間の中にあって、幾人かの親しかった方や友達が自らの手で命を絶ち、
私自身も、自分のおかれている現実を認める事が出来ず、生きる事が拷問のようにしか感じられないような多くの時間の中で、現実から逃げ回っていたのですが、多くの方に、ありのままの存在を受け入れて頂いた事によって、少しずつ自分自身とか向き合う事が出来るようになり、
「いっその事、死んでしまいたい・・・」
と思わずにはいられないほどの絶望や失望にも勝る、それ以上の大きな「希望」と、自分は生きているのではなく、偉大なる存在から生かされているのだという「真実」をその苦しみを通して知りました。
そして希望を感じる事が出来るようになり、心が癒されてからは、日常生活を普通に送る事が出来るようになり、ギャル男などをしながらも、さらなる心の世界の学びや自己啓発、成功哲学や人生の法則などを、本や教材やセミナーなどに出席して、とにかくどん欲に学びました。
そして自分が多くの方々に愛を注いで頂き、癒されたように、私自身もいつの間にか、自然と以前の私のような不登校・引きこもりや非行、又、援助交際などをしているお子さんと関わらせて頂いたり、
そのようなお子さんに問題を抱えていらっしゃる親御さんのお話を聞かせて頂いたり、大勢の方の前でお話をさせて頂く機会が与えられていくようになっていきました。
そして、社会になかなか適合できず、一般の人と同じ事(不得意な事)を普通にする事すらもなかなか出来なかったり、ストレスを感じてしまう自分自身(ADHD)の生き方を真剣に探し始め、自由に対するとても大きな欲求と尊敬する方々に対する憧れから、20歳くらいの頃からは、ビジネスやマーティングなどについても学びも始めました。
そして学んび吸収した事を実践し続けた結果、時には騙されて、あんパン一つ買えないような状態になってしまったり、借金が借金を生んでしまうような生活をするはめになってしまった事までもありましたが(苦笑)、それでも学び、行動し続けていく事によって、結果も少しづつ出てくるようになり、心関係のお仕事を本業として生計を立て、自分や一緒に仕事をして頂いている方々が最低食べて行けるくらいにまでなる事が出来ました。
そして今日に至っています。
正直な所、
「これまでの人生の中で苦しい事と楽しい事どっちの方が多かったですか?」
と聞かれましたら、
「苦しい事の方が多かったです」
と答えてしまうというのが、現在の私の本音ですが(笑)
幸せは「なるもの」では無く「感じるもの」であり、状況や条件などによって決まるものなどでは無く、今ここで見い出すものであるとするのなら、(私は幸せの定義をそのよう思っています)、今私は、
「幸せです」
と胸を張って言わせて頂くと共に、
こうして今日まで私が歩んでくる事が出来たのは、私の人生に関わって下さったお一人お一人のおかげである事を、今、しみじみと感じながらこのメルマガを書かせて頂いています(^^)
「人生は出会いで決まる」
と私のメンターの先生は方はよく言われているのですが、正にその通りで、
「いい出会い」と思える出会いはもちろんの事、以前は、
「良くない出会いだった」
とそれまで思えていた事も、過去の傷だと思っていた事すらも全て、私にとって必要で大切な出会いであり、人生を支えとなっていた事が今ははっきりとわかります。
私は人様に堂々と語れるほど凄い事などをしてきた訳ではございませんし、お話しさせて頂いたとおり、どちらかというと口に出すにも恥ずかしいと思えるような事をもこれまで多くして来たのですが (苦笑)、
そのような経験や体験は全て、私の人生において、無くてはならないものだったと言い切れるまでに大切なものであり、自分自身の至らなさを日々感じながらも、それもすべてが自分自身の一部である事を認めると共に、今は、消したりたいと思うまでに大嫌いだった自分自身の事が、結構好きでいる事が出来ています(^^)
これまで自分のこれまでの人生について簡単に書かせて頂いてきましたが、最後にこの場を借りて、ここまでの私の人生に関わって下さった全ての方々にお礼を述べさせて頂きたいと思います。
まず私をこの世に誕生させてくれた両親に、そして私の心のメンターであるH・T先生 、どうしようもなかった十代の頃に関わって下さったT先生ご夫妻、Kさん、ツッパっていた中学生も私を初めて認めて
下さった大人であり、の後の道までもを開いて下さったA社長、
苦しい時をともに過ごしたSくん、Nくん、T君、亡くなってしまったH、いつも優しい目で見守ってくれているJさん、悪友達のK、釣り仲間であり、ギャルオの世界を教えてくれたY君、ビジネスの先生であり、今も私にマーティングと生き様を間近で見せて下るWさん、スタッフとして一緒に仕事をしているU君、同級生のAやY、M、若くして父親になったT、いつも私に良くして下さるNさん、Kさん、親戚一同の皆様、Y・Kの皆さん、S・Kの皆さん、そして私のCDを聞いて下さった方々、クライアントの方々、そして今、この記事を読んで下さっているあなたに、今ここで心から感謝申し上げますm(_ _)m
本当にありがとうございました!
そしてこれからも若輩者ではございますが、どうぞよろしくお願い
いたします(^^)
コメント
まずはお誕生日おめでとうございます。
投稿者: anne | 2008年10月10日 20:32こちらのサイトには、mixiのコミュニティの縁からきました。
そして更新されていないのを見て
どうしていらっしゃるのかなと
思いつつおりましたので
今日の更新が誕生日だと知り
初めての書き込みをさせていただきました。
当方は、弟が引きこもり元経験者です。
その引きこもりの家族側の対峙者としての経験を
今後生かしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
お誕生日 おめでとうございます!!!
二十四年でたくさんの事が学べて今に至っている事がとても素敵です。
今野さんのアドバイスばっちりでした。息子ちゃんがゆっくりですが動き出しています。たまに後ずさりもありますが。ブログをみて勇気をまたいただきました。
明日親の会があります。みんなにお話して来ますね。
投稿者: penchanmura | 2008年10月10日 22:1624才がますます幸せで満たされますように、埼玉より応援しています。
お誕生日おめでとうございます。
メルマガを送って頂いていて、こちらにたどり着きました。24歳という若さで本当に色んな経験をされたのですね。
苦しいことの方が多かったそうですが、それも今野さんが乗り越えれる方であったから与えられたものであると感じます。きっとそのような使命を持って生まれてきたんだなぁって。。。
私は本来とても前向きな性格なのですが、乗り越えれそうにない問題が起きたときは、正直ムリって思ってました。でも、乗り切れないものが与えられはしないんだと言い聞かせて何年か頑張ったら少しづつですが、状況が良くなってきました。
子供のことも同じで今は待つ時期なのかなぁって思ってます。
それにしても今野さんて、ほんとに色々なことを経験されていて、と言うより色んなことが出来る方なんだと思いました。結構積極的なのでは?
人間っていろいろですよね。私なんてそんなに優れたものなど無いのに時々人から「根拠のない自信がある」なんて言われます。何でも出来ちゃうのに自信が無い人もいるのに・・・ねっ
私もカウンセラーになりたいって思ってました。チャック・スペザーノ博士の「傷つくならばそれは愛ではない」を読んで勇気づけられました。
長くなりましたけど、私も子供が「生きてて良かった」って思える日が来ることを祈りつつ頑張ります。
今野さんにとってもこれからもすばらしい日々を送れますよう祈っています。ありがとうございました。
投稿者: maple | 2008年10月11日 11:08anneさん
コメントをありがとうございます。mixiから来て下さったんですね!
弟さんが以前引きこもっていらっしゃった時は、きっと弟さんご本人もanneさんやご家族の方も、本当に大変な所を通って来られた事と思いますが、必ずやその経験や体験は良き物と変えられて行かれる事と思いますし、家族側の対峙者としての経験を生かしてゆかれたいと思っていらっしゃる事事態が、もうすでに、その経験そのものが「宝」として変えられていらっしゃる証拠だと私は思いました(^^)
是非今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
penchanmura さん
祝福のお言葉を本当にありがとうございます!
アドバイスさせていただいた事やブログが少しでもpenchanmuraさんのお役に立つ事が出来ていましたら幸いです(^^)
今改めてこれまでの事を振り返ってみて、思う事は本当にいろいろな事がございましたが、一切が、最善の為に起こっていたと言う事です。
そしてきっと、いや、必ずpenchanmuraさんが、そのように思われる日が来られると私は今感じています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
maple さん
コメントありがとうございます(^^)
私は、mapleさんがおっしゃるとおり自分でも、好きな事や興味ある事に対しては人よりもとても積極的な方だと思います。(そのぶん興味のわかない事や嫌だと感じる事、苦手な事などに対して全くと言っていいほど出来ないというのが現実ですが(苦笑))
チャック・スペザーノ博士のビジョン心理学は私もとても大好きで、スペザーノ博士の図書で日本で出版されている著書は全部読ませて頂き、現在もカウンセリングなどをさせて頂く時にはスペザーノ博士の考え方やとらえ方を参考にさせて頂いているのですが、スペザーノ博士が、
「ちょうど生徒が用意できたときに先生が現れる様に、受け取る人の準備ができた時に与える人が現れるのです」
と言われているように、mapleさんのお子さんも心の準備が整い祝福を受け取る準備が出来た時に、必ずや「生きてて良かった」って思われるようになる日が来られる事と私は思いました(^^)
どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。
投稿者: よーえつ | 2008年10月15日 15:56よーえつさん\(^o^)/ごゆるりと時間があるときに楽しんで(面白い画像も貼ってますので)読んでやって下さい。
投稿者: 智太郎 | 2008年10月15日 16:34